プラネタリウム
優弥SID



先生に、好きな人がいたんだ…



そうだよね…?それくらい誰だっている…。



でも何か泣きそうなんですけど…。



心がズキズキしちゃうよ。



先生が、私の知らない女の人と、デートしたり、手繋いだり、キスしたりするんだろうな…。




本当は応援したいけど、出来ない自分がここにいる…。



「いるよ?とっても大事なんだ。」



そっか。思われてる人は幸せだな…。


なんか言わなきゃいけないようなする。先生に伝えたい事が。


今までずっと、心のどこかで思ってた思い…。




伝えたい…先生に伝えたい…





「…好きです…。多分、会ってからずっと。先生が好きでした…。」




…言えた…。



いつもは恥ずかしくて、めったにいえない言葉。



生まれて初めて、男の人に言った言葉…。




先生にはこの思いが伝わってますか…?



私たちは、しばらく見つめあった。




そこだけ時間が止まったみたいに…。




先生の目は、真剣で、まっすぐわたしを見ている。




「付き合うとかじゃなくて…、ただ気持を伝えたかっただけです…。先生の好きな人とうまく行くように願ってます。


いつでも、先生が笑ってくれるように、わたしも応援します。


だから…」





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