プラネタリウム
ジリリリリリリリリ……




目覚まし時計が騒がしく鳴り響く…


朝…?



わたし……夢見てたんだ…




いつもこの夢を見る…なんでかな…?




わたしが中学1年生の時の出来事がまだ記憶の中にくっきりと浮かび上がってくる…



ユキさん…。

本名でない事は知っている。手紙書かなきゃな。




真新しい制服に腕を通し、適当に髪を結ぶ…。



スカートはあんまり短くしちゃダメだよね…?



朝食を食べ、いざ!学校へ!




「お母さん、お父さん…行ってきます!」




ガチャン



よしっ!気合を入れて友達つくりますかぁ★


学校までは電車で10分ぐらいのところにある。


そんなに遠くはないけど、電車はやだなぁ…


なんとか電車を乗り降りて学校へ向う。


校門は新1年生や先輩達で混雑していた…。


クラスは何組だろう…。みんな友達と一緒にいる…


そのなかにわたしははいれる…?

そんな不安ばかり浮かんできたので、頭の片隅に追いやった。

とりあえずクラスは何組かな…?



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