プラネタリウム
『2組』

その下にわたしの名前がある…。




このクラスか…頑張りますか…



わたしは不安を無理に消して、一歩ずつ2組の教室に向った。



入学式も終ってクラスでのホームルーム。


みんな緊張しているせいか、とても静かになっていた。



「明日は生徒会紹介と部活紹介がある。真剣に先輩達の話を聞くように!以上」



先生が教室から出た瞬間、生徒達は帰る準備を初め、騒がしくなった。



自己紹介をして仲良くなってる子、恋バナで盛り上がってる…



いいなぁ…



わたしにはまだまだ先の事か………



「こんにちは~!名前は?」



??!!



急に男の子に話しかけられたら誰だってビックリする…




「ゆ…優弥です…」



かんでしまった…/////




ってか何?!この軽そうな男は…



「へ~!変わった名前だね♪っあ!俺は雄介!よろしくねぇ~!」



そう言って手を差し出してきた…



わたし、こういうの慣れてないんだけど……



こういう時ってどうすればいいの?!やっぱ握手するべきだよね?

失礼だし……

「よ……よろしく…です…」

握手をすると雄介君はニコニコ笑って帰っていった…。


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