君がいた
幸は、そのドアを開けて入った。
あたしと夢も後に続いた。
そして、ドアの先に広がっていたのはカラフルな髪をした5人がいた。
「幸お帰りー!!!
百合ヶ丘はどーだっ…た
…………って!!!
女がいる!!
しかも2人とも可愛いし!!」
そこの内の一人が幸の後ろにいたあたしと夢を見て声を大きくした。
見た目は、赤髪でイケメン
…そう昨日のあたしの腕を掴んだ
湊だった…。
そしてその声に反応して全員があたし達の方を見た。