私を捕まえて☆


外は宝石箱の様な綺麗な夜景と満天の星

パーキングエリアには私達しかいなかったせいか
田崎さんは熱いキスをしてきた


着ていたコートが邪魔だったけれど車内に響くキスの音と違いの熱い吐息に気持ちが更に高ぶる


『ア…ハァ…待って…ここじゃ恥ずかしい』


『ダメ…もう少し触れたい…暫くシテないし…』


胸元に顔を埋め服の上から胸に触れてくる


『待てないからここで抱きたい…』


『え!だ…ダメだよ…』


顔を紅潮させて甘えてくる田崎さんに負けそうだったけれど

もうちょっとだけお互い触れ合って離れた

ちょっと不満気な田崎さんに

『歳末とかで忙しいからまた会える時間不規則になるけれど、結納の日は一日一緒だからな!』


………きゃ〜


『うん わかった』


『よし じゃ今日はこのまま家に送るからな
土日は麗奈お母さんと買い物とか言っていたよな?』

『うん、結納の準備や箪笥とか見てくる…買うのは3月だけど…』


『実はさ、課長に呼ばれていて麗奈も一緒にって言われたんだ…多分同僚達も来る。明日夜時間作れるか?』

明日夕方連絡を入れる事にして自宅に戻った
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