ココロ-タスケテ、ダレカ-
死ねばいいのに。
あの屋上での出来事から、直樹と仲良くなりだした。
休み時間は直樹が話しかけてくれ、イジメが減っていた。
直樹と結構話題が合い、楽しかった。
昼休みも直樹との過ごすことが多くなったり、後輩と過ごしたりするようになった。
3人はムカついていた。
イジメが減ったこと、
それと、仲良い人が出来たこと、
すべてがムカついていた。
特にさちは直樹に淡い恋心を抱いていた。
とても腹がたっていた。
さちは幼い頃から直樹を知っていて、ずっと好きだったらしい。
陸が楽しいと思えば思うほど、3人はムカつくようになっていった。
さちは陸に消えてほしいと思い始めていた。