生きてる恋のカタチ

『何が...?』

「そうだ!!診察します。」

『診察?』

「胸の音聞くから、前少し開けて。」

島田先生はカルテを見ながら、ポケットに入っている聴診器を出した。
私は大人しく、前のボタンを2個あけた。

「あれ??
佐伯先生にちょっとワガママな子って聞いたんだけど、やけに素直だね。」

『そんな事言ってたの??もう佐伯先生!!』
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