生きてる恋のカタチ
「あー笑ったー!!松下さん笑ったほうが良いよ」
私の頭をクシャクシャする島田先生。
『好きでこんな顔してる訳じゃないからっ』
「わかってる(笑)」
『...私ね、.....あっ、誰にも言っちゃダメだよ!?お母さんにも言ってないから!』
「わかった」
『私、運動部に入ってみたいの』
「運動部!?心臓に負担が」
『わかってる。みんなそう言うから誰にも言わないし言えないの。』
話しを遮るように切り出した。