LOVE♥ハンター ~愛すれば愛するほど
「暗くなったね。送っていくよ。」
「ありがとうございます。」
「家には連絡入れたの?」
「はい。 図書館に行く前に
携帯から。 先輩と一緒っていったら
よろしく伝えてって言われました。」
「そういう大切なことはすぐ
いいなさい。」
俺は、咲良のおでこをはじいた。
「痛いです。」
咲良がおでこをさする。
「そんなに痛かった?」
「痛いです。 赤くなっていませんか?」
咲良が前髪をあげてみせる。
「大丈夫だよ。」
暗い夜道、街灯の灯りの下
俺は、咲良のおでこにKISSをした。