恋人ゎモンスター

学校まで1人で行くのは久しぶり。
いつもだったら翔くんと色んな話で盛り上がってあっという間に着くのに、今日は長く感じる…

補習になって
『彩っ!!彩っ!!』

『へぇっ?』

『当てられてるぞ!?』

大河は先生の方を指差す
全く聞いてなかったから答えられるはずもなく…

『すみません、聞いてませんでした』
と言って席に座る

『何かあった?すげーボーっとしてるけど…』

『いや、大丈夫!!それよりノート見せてくれない!?知らないうちに消されちゃったから』

『いいけど…』

ノートを借りて急いで写した
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