恋人ゎモンスター
『あっ!!そうだ!これやるよ』
ポケットからゴソゴソっと紙に包まれたものを取り出した
中に飴かなんかが入っているみたいだ
『ありがとう!!』
『じゃ、チャイム鳴ったからまたな♪』
そう言うと急いで教室に帰っていった
私も席に着くとクラスの女の子の数人が私の周りに集まってきた
『渡辺さん!!大河くんとお友達なのぉ?』
『あ…うん』
『どうやってお友達になったの?♪』
『補習の席が…隣で…』
その数人はみんないいなあ~と言った
『たいが…大河くんってそんなに凄い人なの…!?』
するとその1人が
『当たり前じゃん!!もしかして知らなかったの?大河くんはこの高校で一番かっこいいって言われてるんだよ!!ファンクラブもあるんだから!!』