まち
ひとつめのまち
まちを歩く人をながめる。そういう日は、決まってつらいとき。自分以外の人たちがどのくらい幸せそうなのか見てみたいから。
歩く人たちは笑顔だ。
梅雨があけた夏の日差しの下で、目を細めてるのは眩しいからじゃない。
わたしはそんな人たちを見るために外に出る。
まちの人たちと自分との間に、埋まらない距離がある。
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