☆オカマに恋した☆
「待ってよ!!



私だって、久々のおべんと…」



 と、唯が言い掛けてる途中で、愛も素早く勝手にお弁当をつまんでいた。





「本当だ!!



おいしいっ!



唯はさ、いつでも家庭の味食べれるじゃん」




 そう言うと愛は、ポケットから缶コーヒーを取り出し唯に渡した。




「やった!!



何か得した気分☆



良いことあるかも♪」




 唯は嬉しそうに、そう言った。





 私は四人でいても、ほとんど愛を目で追ってた。




昨日のあんな愛を見てしまったから…




失恋しても、目が離せなかった。
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