ボーダー


しばらくして
先生が出てくると、
手には大きなダンボールを
抱えていた。


「すまんな、
ちょっと多いが
大丈夫か?」

「....頑張ってみます。」


先生から
ダンボールを受けとって
よたよたと
彼女は歩きだす。


「気をつけろよー。」

と 後ろから先生が
叫んでいた。


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