Genius~守り人~
「どうしたの?あんなに威勢がよかったのに。」

更に刀を押す草火



“水砲<ウォル=ソイガ>”


無数の水の球が草火を襲う。


草火はそれを避け後退していく。

水の球が消え去った後彼女は着弾したときの跳ね返りで頭の先からびっしょりと濡れていた。

それだけではない。

広いフィールドには膝の高さまで水が溜まっていた。


「どうだ、これで当分炎は使えないだろう。」

水上に立ちニヤリと笑う清洋

そして剣を構え直し走り出す。

「そうね…私の炎を封じようとするなんてよく考えたわね。」

困った表情をして草火は額に張り付いた長い前髪をかき分ける。

彼女の目前に達すると勢いよく手に握る剣を突き出した。








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