Genius~守り人~
「……っててて………」

目を覚ました清洋はゆっくりと起き上がる。



そして目を見張った。

さっきと状況がちっている




自分に絡みついていたツルが見当たらない。


第一気を失う前まで自分の前で笑っていた草火はいない



その代わりに離れたところには何故か血溜まりの中に座る來の姿が


「アイツ…」



















遠くにゆっくりと起き上がる清洋が見える。


― アイツのせいで………






悲しみが怒りへ

深い憎しみに変わっていく







來奈のを赤い炎が包む





「おのれ清洋……
私は貴様を許さない!!」




叫ぶと同時に巨大な炎の球が清洋に向けられる








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