Genius~守り人~
しかし炎の龍は清洋に達する事はなく消えた。

どこからともなく現れた分厚い水の壁によって

「なっ…」

そして誰かが清洋の前に着地する。

自分と同じ色の瞳が彼を捕らえる。

「よぉ。久しぶりだな。
…このクソ兄貴。」









「氷なんでここに…」

「うるせえ。黙れ。」

一気に低くなった声をぶつけ睨み付ける氷。

“氷縛<ラナ=ジェラ>”

氷が唱えると清洋の肩から腹部にかけて氷の固まりが現れ捕縛する。

「お前には訊きたいことが山ほどある。後で全部話して貰うからな。」


それだけ言うと氷は地面を蹴った。



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