Genius~守り人~
來奈を紅蓮の炎が包む
『……懐かしい……懐かしい気配だ………』
氷の中で別の存在が言葉を漏らす
『…あぁ、本当だね……』
それは護も同じだった
「やっと見つかった…僕らの…」
護はフィールドの端で輝く炎を見つめる。
「…どういうことだ………」
ただ、まだ気づかない者がここに一人……
『……鈍いな。まあ、直ぐに分かる。』
そして炎が消え去った後には、赤い衣を纏い深紅の翼をはためかせた朱雀が立っていた。
再びゆっくりと開かれた瞳は紅蓮
風が艶のある紅色の髪を靡かせる
「…あのガキが朱雀…?」
『…そうだ。さっさとお前も解放しな…アイツの殺気はお前に向いている…怪我だけでは済まない………』
「……分かったよ…」
面倒臭そうに声の主に言葉を返す。
“玄武・魂の解放<バルナ=サムナバレ>”
『……懐かしい……懐かしい気配だ………』
氷の中で別の存在が言葉を漏らす
『…あぁ、本当だね……』
それは護も同じだった
「やっと見つかった…僕らの…」
護はフィールドの端で輝く炎を見つめる。
「…どういうことだ………」
ただ、まだ気づかない者がここに一人……
『……鈍いな。まあ、直ぐに分かる。』
そして炎が消え去った後には、赤い衣を纏い深紅の翼をはためかせた朱雀が立っていた。
再びゆっくりと開かれた瞳は紅蓮
風が艶のある紅色の髪を靡かせる
「…あのガキが朱雀…?」
『…そうだ。さっさとお前も解放しな…アイツの殺気はお前に向いている…怪我だけでは済まない………』
「……分かったよ…」
面倒臭そうに声の主に言葉を返す。
“玄武・魂の解放<バルナ=サムナバレ>”