Genius~守り人~
数メートル前に立つ來は右手を高くあげ、大きな炎の球を出現させる。

そして3人に向けてそれを放つ。

しかし、來の放った炎の球は彼等の頭上を越え、背後に落下した。

そこにいた人達は間一髪で避けたようだ。

塞がっていた道が開ける。


「…お前の命令など…聞くものか…」


來が3人に向かって走り出す。

「走れ!」

來の声が響く。

その声に弾かれる様に、氷は呆然としている2人の手を引き走り出す。

3人の後を走り行く『來』の髪が次第に赤みを帯てゆく。



「何をしている、追え!」

一瞬の出来事に動く事が出来なかった者たちが一斉に4人を追い始めた。



< 47 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop