ギャル姉のヤンキーな弟



「ちょーっとぉ??朝からラブラブっぷり真ん前で見せ付けないでくれる??」



あたしと夏目が音を立てて席に着いた後、
身を乗り出してあたしに小声で話し掛けて来たのはmy友達の香織



『…………。』

「何だよその目。」

『うっざ、うっざ、うーわ無いわそーゆー子マジ無いわ。』

「照れんなよぉ。」

『あのさ、全く面白くないからね。変な誤解招いちゃうからね。』



平静を装うも、内心超恥ずかしい


そんなこと、いちいち言わなくても…


香織はクスクス笑ってあたしを茶化す


いつも面白がってあたしと夏目の事をからかってくる


うざいよ、香織



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