キミ色ヘブン
あとがき
長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

今回は大賞のテーマ『青春』に合わせて作品を作り出すという私には初めての試みでした。

毎日『青春って?』が頭を巡り、話のまとめられない私はプロットをいつもよりに丁寧に作る事から始めました。

それでも『これでいいのか?』という疑問は常に胸の中にあり、本当に悩みに悩みながら書き上げました。

でも完結を向かえる事が出来た今は、全てがとってもいい経験になったと思っています。


この作品にはイケメンもいなければ学校一の美女も出てきません(あ、島先生はある意味イケメンではあるのですが、所詮は『面倒くせぇなぁ、おい』が口癖の30歳ですし?)。

格好悪くてもオタクだと言われようとも、それぞれに未来を見出していきたいと思っている十代の子達です。

大人でも子どもでもない時代を一生懸命に生きる普通の子たちの姿、それが皆様の心にちょっとでも届けられたとしたらとても嬉しいです。
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