Angel Memories

*Trip



ペタ...ペタ...


真夏の日光を浴び、

熱く熱せられたその道路。


そこを、彼女は裸足で歩いていた。


当然ながら暑そうだ。



彼女だって、人間なんだ。



「...暑いでしょ」

「此処に座って」


僕は自分の自転車の

後部をポンポンと叩き、

ここだよ、と示した。


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