Running Homerun


「箏音、幸せそうだね」

大樹が席に戻った後みゅーにそういわれた。

そりゃ、好きな人と付き合えてるんだからねぇ…?

「わかりやすいね、箏音は」

「え…そうかな…?」

褒められて……はいないよね。


「うん、そう」

そういってみゅーは席に戻っていった。


…みゅーはいったい何を言いたかったんだろう?

後からみゅーにそのことを聞いたら
「え、特に深い意味はないよ」
とのことでした。

はぁ…紛らわしいなぁ…。





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