。゚+蜜月+゚。



「ディクス様・・・私は・・・ひとりが嫌・・・・です・・・寂しいのは・・・嫌なんです・・・・」




そう言うとミリアの目からまた涙が溢れた。




ミリアの言葉にディクスは目を見開いた。




「だから・・・・何もわからなくなるように・・・感情を・・・なくっ・・・」




途中でふわりと抱き上げられた。




ミリアはベッドにおろされる。




「・・・・」




ミリアはディクスに何を言われるか怖くなって目をつむっていた。




「一緒に寝てやる」




ディクスはミリアの手の指に自分の手の指を絡めた。




「・・・ひゃ・・・・」




「だから寝ろ」




ミリアはディクスに聞いた。




「くっついて寝ていいですか・・・?」



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