。゚+蜜月+゚。
抱き着くミリアの顔をクィッと持ち上げると唇が塞がれた。
深い甘いキス。
「・・・・はっ・・・・・ん・・・・んぅ・・・」
・・・誰かに見られたら・・・・。
そう考えると顔が熱くなる。
なかなか終わらないキスに息苦しくなったミリアは綴じていた目を開けた。
目の前にディクスの赤い瞳がある。
ニコリとは違う。妖しく妖艶に笑うとディクスの紅い瞳がミリアをとらえる。
「っは・・・・」
やっと離された唇は紅く濡れていた。
「俺はミリアを離さない。」
キュンと胸が騒いだ。
「・・・はい!」
ディクスに抱き上げられたままミリアは万円の笑みを零した。