。゚+蜜月+゚。



「・・・俺はその女の心臓を喰う。ディクスのじゃねぇなら手だすなよ?」




そう言うと消えたドナク。




ディクスはすぐに妖魔を消してミリアに近づく。




「・・・・嫌っ・・・・」




ミリアはまだディクスが本物とわかっていない。




ディクスがミリアを抱き上げても、ミリアは悲鳴を上げながら震える。




「・・・ミリア、」




ディクスが名前を呼んだらミリアはディクスを見た。




ミリアの頬が紅くなっていた。




ミリアはディクスに自分が嫌われていると思い出し、




涙が溢れる。




ディクスは何も言わずにミリアの唇に唇を重ねた。




ピクッと反応したミリアは、ディクスを見た。




今のは・・・・?




「・・・・城に戻る。」



< 67 / 406 >

この作品をシェア

pagetop