秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


そう言って、あたしの頭を優しく撫でてくれた。


わざわざ他の生徒がいないときを狙って誘ってくれた先輩。

…先輩に気を遣わせてる。


仮にも、彼氏と一緒に歩くのが後ろめたいと思ってる。


…あたしは、なんて最低な後輩なんだろう。

なんて最低な彼女なんだろう。




「……先輩。」



頑張る って決めたじゃない。


頑張らなきゃいけないのは

ここからだ……




「あたし…先輩とご飯食べたいです。一緒に帰りたいです。」



だから、少しずつ

強くなって


早く弱気を卒業しなきゃ。




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