秘密事は図書室で~甘い会長の罠~


まだ早い時間。

なんで、教室に…?



「ちょっと用事があったから…清嘉に。」


「え…?」



あたしに用事?


首を傾げて聞き返すと、ニコッと意味深に微笑んだ先輩は



突然チュッと頭にキスしてきた。


ボンッと赤くなる顔。

み、みんなが見てる!!!////




「…清嘉に会いたかった。
最近、噂を聞いてると…恋しくなってきちゃうんだ。」



ハハッと笑って、あたしの熱くなった頬を撫でた。


こ、恋しく…!!?///



「清嘉は?会いたくなかった?」


「え…!!?///ぁ、ぁぁあ…
会いたくないワケじゃ…」



ドキドキして、全然声が出ない。


……先輩…

実は結構、意地悪ですか?泣




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