ALLY


「沢田君、ありがとう。」

「ん。」

これってやっぱり家まで送るべきだよな。

女の子だし。

そんな事を考えていると、門が見えてきた。

門の前には、やっぱりカホさんがいた。

すれ違う時、一瞬目があったけどすぐにカホさんによって逸らされた。


昨日、コウ先輩に何か言われたのだろうか。

それとも、もう俺と関わりたくないのだろうか。

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