7日間の恋の魔法
「ここではね、そういう薬を売ってるんだよ。惚れ薬っていうやつだよ。」
そんなものあるわけ……
「あるんだよ。」
表情から俺の考えていることがわかったのか、ばあさんはそう答えた。
「お代は別にいくらだっていいよ。」
「いくらでも?」
信じたわけではないが、いくらでもという言葉につられ、財布を出す。
財布を開けると……10円。
どれだけ貧乏なんだよ、俺。
「10円しか持ってねぇ。」
「まぁ、いいさ。どうせお前さんは使わないしね、持ってるだけでいいんだよ。」
ばあさんはブツブツと小さな声でしゃべる。
「何か言いました?」
「毎度ありって言ったんだよ。」
それから使い方の説明を聞いて家に帰った。
俺が薬を飲む前日の話はこれでおしまい
そんなものあるわけ……
「あるんだよ。」
表情から俺の考えていることがわかったのか、ばあさんはそう答えた。
「お代は別にいくらだっていいよ。」
「いくらでも?」
信じたわけではないが、いくらでもという言葉につられ、財布を出す。
財布を開けると……10円。
どれだけ貧乏なんだよ、俺。
「10円しか持ってねぇ。」
「まぁ、いいさ。どうせお前さんは使わないしね、持ってるだけでいいんだよ。」
ばあさんはブツブツと小さな声でしゃべる。
「何か言いました?」
「毎度ありって言ったんだよ。」
それから使い方の説明を聞いて家に帰った。
俺が薬を飲む前日の話はこれでおしまい