ストロベリーチョコレート

「春何て絶交だぁぁぁー泣」
いきなり達也が叫びだした。
 
『あぁ゛?かまわねーけど?』
「うわぁぁん!!俺はダメって言われたから
百乃チャンで我慢してるのに~!!春のアホ!!」
『ウッセ・・・』
「えぇ?あたしが何か!??どうしたの?」
「百乃チャーン俺も千恵梨って呼びたい…」
「へ?でも・・・あたし、百乃チャンって
初めて呼ばれたから嬉しかったけどな?
でも、達也が呼びたいんならどーぞ?」

何か、むかつく。

「ってことは俺は特別か!☆
百乃チャンがい~や!!」
「うん!」
可愛く笑った千恵梨・・・
イライラする。

『早く行くぞ』
低い声でそう伝えて歩いた。

『ねぇ?春クン、千恵梨好きでしょ?』
夏佳とか言う女に言われた。
『あぁ・・・分かりやすいか?』
『相当ね・・・。まぁちょうどいいや』
『お前・・・達也好きなのか・・・』
『うん!!だから頑張ろ♪』
『あぁ・・・』
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