冷徹な傷
次の日の朝、桜華は早くにネットの準備に取りかかっていた。
「あの…
お、おはようございます」
「…貴方は?」
勿論私は知ってるわ。
知らないわけないじゃない。
ね、鳥井結介くん?
「あ、俺の名前は鳥井結介っていいます。
もしかして昨日転入してきたハーフの美人転入生って…」
「ハーフの転入生は私かもね」
「そうなんですか…
あ、じゃあ三年ですね。先輩の名前は…?」
「あら、名乗ってなかったわね。
私は瞬林院桜華。」
貴方たちに罰をあたえに遥々来ました。