冷徹な傷
「あ、鳥井おはよう」
「あ、日向。
おはよう」
「その金髪…
昨日きた転入生ですか?」
「ええ」
「何故ここに?」
「マネージャーになったのよ」
「そうなんですか、
日向京といいます。
これからよろしくお願いします」
「クスッ…
礼儀正しいのね
私は瞬林院桜華。
よろしく」
いけない…
笑いがこみ上げてきて笑っちゃった
吉永京…
葉多たちと一緒に
愛をいじめるわけでもなく、
愛の味方でもなく…
誰も傷つけたくない優しい人。
でもね、
その優しさは
罪
なのよ?