桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
母の声を聞いて、やっと帰ってきたと実感した私


…実感するの、遅いか


まぁいいや


「ただいま」


「…おかえり」


父の挨拶もすんで、しばらく4人で談笑をした


私たちの話し


愛の話し


羽琉の話し


家の話し…


そんなに離れていたわけでもないのに、しばらく話し続けた


「…で、今日は一体どうしたんだ?」


「ん?あー。お父さんたちさ、今話題の”Dream号”って知ってる?」


「…豪華クルージングの?」


「そうそう!そのチケット二枚あるから、2人で行ってきなよ」


「あら、そうなの?なら、あなた達2人でいってらっしゃい?」


「私たち仕事忙しいし。それに…」


「…それに?」












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