桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「…待って、くれ…」


「…あ"?」


急に呼び止められた僕の声は少しながら、苛立ちを含んでいて…


鬼龍の幹部たちはビクンッと肩を震わせた


…急だったから、そんな声になっただけなんだけどな…


不可抗力ってやつだよ、多分


ま、でもそこは流石総長


向井 悠はただ一人だけ、僕の声に臆さなかった


…気に入った、かも


僕の上がった口角を見て、輝と眞が顔を見合せる


ま、そんな二人は置いといて…


「…また、会えるか…?」


「…さぁ?ま、暇だったら、鬼龍の倉庫にでもお邪魔するよ」


その、笑いを含んだ声をあとに、僕たちはその場を去った











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