空を想う
「翔くん?」



俺に話しかけてきたのは



「空の母です。」



空のお母さんだった



「はじめまして…」



4ヶ月も付き合ってはじめましていうのは空が“半年記念に私の家にきてよそれまでは絶対にダメだからねっ”って言ってたから…

理由なんて知らない…いくら聞いても教えてくれなかったから…



「空と付き合っていたのよね?」


「はい…」



自分でもなんでこう答えたのかわからなかった…


別れたはずなのに…



「私、翔くんと会うの楽しみにしてたのに…こんなカタチで会うなんて…朝起きてからよる寝るまで…あの子と話してるて翔くんの話しか出てこなくて…“誕生日につれてきてあげる”っていつも言ってたのに…」




空の誕生日…半年記念……あっ一緒だ…今更気が付くなんてなさけないな…


それからしばらく俺は空のお母さんと話していた…

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