本気でハマった女
『魁!亮が来てるで!』

『う~ん…亮が?亮!!?!』
俺は、勢いよく起きた。目の前には亮が立ってた。

『亮…どっどうしたん?』

『ん?魁がどうしてるか気になってな。』

『怒りにきたんやないの?』

『なんで怒るんだよ?笑』

『いや…わからへん…』

『なぁ?当分悠と暮らすか?』
突然のことで俺は驚いた。

『そんな驚いた顔するなよ笑 距離置いた方がお互い整理つくんじゃないかな?って思っただけだぞ笑』
俺は返事もできへんかった

『まぁあの写真は、なんかの間違えだよ。俺は、恭平と付き合い長いから嘘ついてるなら分かる。嘘ついてないって会って分かったからさ。
あと…もしかしたら、当分実夢に会えないんだけど…いいよな?』
すると悠がわって入ってきた


『実夢ちゃんなんかあったん?怪我したとか?』

『いや…そういう訳じゃないんだけど…。』

『じゃあなんで魁を追い詰める事言うん?亮でも許さへんで?』

『……いつ起きるかわからないからさ…。』

『いつ起きるかわからへんてどう言う事?』

『…本当は、ちゃんと話さなきゃいけなかったのにな。話さなくてごめん。実夢は、昔から病気なんだよ。嫌なことがあると深い眠りについていつ起きるかわからない。目を覚ました時には、記憶がなかったりするんだ…』
は?なにいってるん?

『病名は、まだない病気で…『なにいってるん?なんで、いつ起きるかわからないってどういうことなん?』

俺は、亮から実夢の高校生になったばっかりの時の話を聞いた。原因は分からないが高校生になった頃から記憶を失くすようになったらしい。
半月近く寝ていた事があり、点滴をしていた事を聞いた。
俺が信じなかったから…追い込んだってことなんか?


『実夢に会いたいんやけど…ダメかな?』

『…会っても反応しないと思うぞ?』

『それでも…謝りたい。俺が追い詰めたんやろ。』

『追い詰めたとかじゃねーぞ!ただ実夢は、人よりも弱すぎなんだよ。魁?ごめんな…ちゃんと話してやらないといけなかったよな。ただ実夢に自覚がないんだ…記憶喪失になる部分は、自分ですり替えて違う記憶を植え付けてる。時期とかもズレがないように脳が働いてるらしい。本当にごめんな…』
亮がこんなに謝るの初めてみるな…こんなに妹想いの兄貴は、中々いないやろな。

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