短編小説 ありがとうの手紙





「………行ったよ?」




私がそう伝えると、





ガバッ!!!





彼は布団を勢いよくめくり上げ顔を出した。





「ありがとう!!!まじ助かったわ〜!!!俺は田村優。ヨロシク!」



そう言って彼はニコッと笑った。




彼の笑った顔は今までに見たことがないくらい素敵で思わず見とれてしまったんだ。



これが私と優との出会い。



ねぇ、優は覚えてる?







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