ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
佐倉にとってあたしは、ただの転校生のクラスメートであり。
幼なじみで親友の、ワンの彼女。
最初こそ興味あっただろうけど、今はどっちかっていうとライバルでしょ。(←違います)
けどきっと、佐倉はこうやってみんなで騒ぐのが好きなんだ。
冷めてるようだけど、実は熱いと思う。
悪いけど、それでもワンは渡せないよ?(←だから違います)
「どこで落としたの?」
「えっと…図書室に忘れてて、教室に届けてくれた人がいて…」
「それだ!!!」
またしても、佐倉はあたしの言葉を遮った。
ま、いんだけどね…。
「ちょっと純平、さっきからヒロインの台詞遮りすぎよ」
「確かに。それに今、ワンより目立ってるぞ」
「気使えよ」
いや…いらぬ気を使わなくて結構です!!