ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「そのペイント、すごいね」
ワンの額には、目玉がペイントされていた。
「あ、これ?クラスの女子が描いてくれた」
「そっか」
座敷わらしって、三つ目なのかな?
「どこ行く?」
「とりあえず…」
「稀衣ちゃん!」
背後から名前を呼ばれ、立ち止まる。
あたしをこう呼ぶ人は、そんなにいない。
「やっと見つけた。クラス行ってもいないから」
「…お父さん、来てたんだ?」
和服でね(汗)
「お父さん?!」
あ。
ワンは会うの初めてか。
「君は…!」
「え?」
「おじさん!」
「えぇ?」
ちょっと、何?!
2人顔見知りなの!?
「君、稀衣のお友達だったの?!」
「おじさんこそ、稀衣ちゃんのお父さんだったんだ?!」