ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「オレも見たよ」
「え、俺を?」
「女の子とお店入るところ」
「なーに正、また違う子?」
すかさず、母さんも話しに加わる。
「オレは初めて見た」
「それ、毎回言ってるよ」
「はぁ、アンタねぇ…」
成績優秀。
ルックスまぁまぁ。
身長もこれから伸びるであろう有望株。
サッカー部だから、運動神経だって悪くはない。
そんな正は、女の子大好きのプレイボーイ。
見るたび違う子を連れてる。
「誤解しないでもらいたいのは、あれはただの女友達だから」
「みんな?」
「そ、みんな」
正はそう言って、水をゴクッと飲んだ。
「アンタはそのつもりでも、向こうはそう思ってないかもしれないじゃない」
「それはないでしょ」
「お前、いつか絶対痛い目見んぞ」
「マコ兄こそ、人の心配してる暇あったら、美人の彼女取られないように気を付けなよ」
「ほっとけよ!」
「ま、アドバイスくらいはしてあげるからさ。恋愛面については、俺の方が先輩だからさ」
くっそ~~!!
可愛くねーー!!