【短編】 曇り空
そのとき
屋上に誰かが入ってきた


「やっぱりな、ココは誰もしらねーんだよ。」

「うわっマジだ!
早くヤニよこせよ・・・。」


その声に小さくため息をついて
俺は起き上がって
声のするほうに向かった


「生徒の分際で
学校でタバコをすおうなんて100万年早えぇんだよ!」


学ラン姿の男二人があわててタバコを隠した
「柏原先生!?」


「先生こそ、サボりじゃんよ!」


生徒の指摘を軽くかわす

「うっせ、教師の特権だ。
ほら!教室もどんねーとこのこと生徒指導にちくるぞ!?

今回は見逃してやるけど
次ぎ見つけたら・・・わかるよな?」

不適な笑みで生徒を追い払う

美紅の声がよみがえった


「俺も年取ったよな・・・。」


俺は勢いよく白衣を羽織った















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