夜空に咲く僕たちの願い


そう言ったら神様は俺を天国に送る?それとも地獄に落とす?
どっちだっていいさ。
瑠花の夢を見ながら死ねるのなら俺は幸せだから。





「じゃあまた月曜日、起こしにきてね。」




「うん。瑠花も自分で起きれるなら自分で起きなよ。たまには俺を起こしにきてもいいよ。」



俺はそう言うと瑠花は舌を出して笑った。
そしてマンションに入りエレベーターで部屋のある階まで向かう。
俺は少し経ってから瑠花と同じ行動をした。


秘密の恋か。
何だかいい響きだね。
エレベーターの中、俺はその響きに酔いしれていた。


殺風景の廊下はいつもだった。人なんてあまり通っていない。マンションの住民と顔を合わすのなんて朝のゴミ出しくらいだ。
でも今日は違った。


俺の部屋の前にはアイツがいた。




「よっ。今帰り?」




「渓斗?」




そう、学ラン姿の渓斗だった。学校帰りに翔太の家の前に寄ったため一緒には帰れなかったのだ。

渓斗の姿を見たら何だか泣けてくる。


これって嬉し涙かな。




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