夜空に咲く僕たちの願い
ずきゅん…と何かが俺の胸を打ち砕いた。
今…何て言った?
俺と一緒にいたいって?
まさかそんな答えが返ってくるなんて。
残りの1%の希望だったのか。
そんな答えを聞く心の準備が出来ていなかった。
「……瑠花」
「俊介も同じでしょ?瑠花はどこでもいい」
俺の瞳を見つめながら瑠花は手をぎゅっと握った。
絡まる俺たちの指。
交差しあう手を強く握った。
この温もりが消えないようにと願って。
「俺さ…行きたい場所あるんだ。」
「えっ?どこ?」
「クリスマスまで内緒。驚かせたいから、瑠花を」
「ずるーい!聞きたい!」
「だめ!クリスマスまで待って?」
翔太に教えてもらったあの場所を、今度は瑠花に教えたい。
星空の下で永遠の愛を誓いたい。
そこでちゃんとプロポーズをしよう。
それが今の俺の夢かな。