夜空に咲く僕たちの願い


用が済んだら用無しですか。
呆れてものが言えない。
口をぽかんと開けて瑠花を凝視する。
お前って本当に俺の気持ちを無視するんだな。



「そんなに瑠花の着替え見たいの?」



怪しく笑う瑠花。
俺はカバンを持って勢いよく部屋を出ていく。





「見たくねぇよ!そんなの!!」




「またまた無理しちゃって」




「無理なんかじゃねぇ!瑠花の裸なんか興味ありません」



ばたんとドアを閉め、キッチンに向かう。
怒りと高鳴りが体の中で喧嘩をしている。
そのせいか呼吸がうまくできなくて気持ち悪くなってきた。
キッチンには先ほど瑠花に命令され、ココアを作っている渓斗がいた。




「なんだよ、俊介」




「何で瑠花ってあんなに身勝手で無防備なわけ!」




「ははっ何かあったか?まぁこれでも飲めよ」




渓斗が俺に差し出したのは湯気が立った美味しそうなココアだった。




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