白龍
「なあ、賭けへんか?」




「何をだ。」




「もし紫虎が勝ったらその子俺らのチームにくれや。」




「ああ?」




「ええやろ、減るもんやない。




お前ら女なんかこれっぽっちも興味なかったやないか。」




「ダメだ。」




「あ?なんやて?」




「舞は渡せねえ。」




「なんでや。」




「アイツは特別なんだ。




お前らなんかに渡せる女じゃねえ。」
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