俺story
俺story2
言っておくが、こんな俺も一応ダチくらい、いる。
うそじゃねーよっ!!
・・・なっなんか後ろからものすごいしせんを・・・って
 アネキかよっ。
えっちょっとまて俺の後ろってたしか、
あの、ちょっと暗くて地味で、俺が話しかけると
「うわっ」とか「ぎゃー」って声出すひつれいな、中島君じゃね?
なんでアネキがいんだよっ。
・・・最悪だ。今日はついてねーな・・・。
帰るか。よし、帰ろう。
荷物を準備し軽い現実逃避に入る俺。
どう逃げるか・・・?
簡単だ、あの手を使おう。
「センセー、ボクトイレニイッテキマス。」
やベーかたことになっちまった。
恥ずかしさをこらえる俺の後ろでアネキは、早弁していた。
早弁っつっても、もう11時48分だ。
「あと少しくらい我慢しろよっ。」

「でもおなかすいたからしょうがないよぉ。」
しょうがなくねーよ・・・。
相変わらずマイペースなアネキ。
弁当箱をちらっと見ると2つ並んでいる。
「おいっ俺のまで食うんじゃねーよっ。
   ・・・ってかいつ弁当盗んだんだよ。」
「れんくんかえるんだからいいじゃんかぁ。」
おいおいばらしてんじゃねーよ!!
俺は急いで教室をぬけだした。
「ちょっとーあなたたちまちなさいっ!!」
待つわけねーだろ・・・!?
あなたたち?俺一人のはずだぞ・・・。
俺は急いで振り返った。
ええええええ!!!!
「いきなり振り返んなよ、びっくりすんだろっ!!」
そうこれが、俺のダチ魔蛇羅黴 隼人だ。
・・・っつかなんでいんだ?
あぁ一瞬アネキかとおもった。
「早く逃げんぞ。つかまったらおまえのせいにすっかんな。」
えぇそれちょー困る。
全力疾走する俺たち・・・。
今日は一日ほとんど走ってる気がすんぜ・・・。
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