悪夢





いつものように






また



アイツは



僕は君の見方だよ





そう言い残して



俺は目が覚めると




思ってた






それなのに、アイツは
俺の方へ歩み寄る




一歩、二歩と



アイツが動くたびに




心臓の鼓動が激しくなる







…や、やめろ




く、くるな…




そう叫びたくても

恐怖で声がでない





アイツは徐々に歩み寄り



アイツが通ったあとを示すように、そいつの血が





ヒタヒタと落ちている








アイツは




ニヤリと不気味な笑みを
さらにあげ、俺に近付く






『アハハハハハハハハハ』


アイツは





大声で不気味な笑いをあげながら俺にさらに近付き




アイツはとまった





僕は君の見方だよ




そういい残し





俺は目が覚めた







夢だったことに安心して、ホッと胸を撫で下ろす

時計を見ると、夜中の
3時を過ぎていた。





俺は汗だくになった体を
タオルで拭く。
















ギィィィィィイ…………





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