眼鏡ッ仔と女装王子☆


そんな事を考えていたらもう、教室の前


てか…憂うつ…


麗夜が私の頭をなでた後

「今日は普段より早く着いちゃったね?
昼休みにまた来るから、ご飯食べずに待っててね?」

「…。」


そして、私に最高の微笑みを向け、クラスを後にした。


クラスのみんなの視線は、麗夜に全て注がれてたけど、姿が見えなくなると、グループで固まって話出す。


すると、待ってました、と言う様に、私の学年、1年生の中で一番売れてるらしいアイドルの
千早 ミドリ(チハヤ ミドリ)
って言う子が私にぶつかって来た


「あら…ごめんなさい♪オーラがなさ過ぎて分かんなかったわ
まだ学校に居たんだね? てかさ…
ホントに零(ゼロ)様の妹なの??ぜーんぜん似てないッ!本当ブスッ!!サッサとこの学園から消えろよ!!!」


いつもの挨拶(?)
私も挨拶がわりに、アッパーとかしてやろと、思うけど、そんな勇気持ってない…


ちなみに…零(ゼロ)ッて言うのは、麗夜の芸名 学校でも零ッて名乗ってる

そう言う人この学校にはいっぱい居る、らしい


もしかすると私以外、皆 偽名かもしんない…




━♪~



ホームルームの前にはウチの生徒でオリコントップ10に入った人の曲がチャイム代わりに流れる



私の日常はこんな感じ…

麗夜が関わって
何かとヒヤヒヤして落ちつかない…


けど、それも今日で終わりみたい…より一層受難の日々が待ち受けてそう…



< 7 / 46 >

この作品をシェア

pagetop