~COURAGE~ 勇気
時の流れ
数ヶ月前私はこの青葉中学校に入学してきた。
時の流れは早いもので入学してから3ヶ月もたち中学校生活初めての夏休みを向かえようとしている。

―星野 浬沙―
元気で明るいが取り柄。勉強もそこそこできるし、運動もそこそこできる、極普通の中学生だ。しかし、私は13年間一度も恋をしたことがないし、付き合った人もいない。恋愛には関係のない人間だった。

終業式が終わり親友のアヤと帰ろうとしていると隣のクラスの友達に呼ばれ、その子のもとへ行ってみると思いがけない言葉を聞いた。
「浬沙のクラスの男子が浬沙に告白したいから、帰り体育館裏で待ってるって断ってもいいんだし行ってあげたら?」と友達に言われ、告白の相手が誰かもわからないまま私は体育館裏に向かった。体育館裏まであと少しというところで黒い人影が見えた。男の子は私が来たことに気付いていないのかこっちを向かない。仕方がなく自分から声をかけようとした瞬間、男の子がいきなりこっちをむき話しはじめた。
「前から浬沙のことが好きでした。付き合って下さい」と言われた。
いきなり呼び捨てかよっと思いながら下を向いていた顔をあげ男の子をみてみるとクラスでも人気な大空 建だった。

―大空 建―
スポーツ
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop